トリキュラーのジェネリック医薬品として、ラベルフィーユというピルがあります。
このページでは、トリキュラーのジェネリック・ラベルフィーユについて詳しく紹介します。ラベルフィーユの飲み方や特徴について、しっかりチェックしていきましょう。
トリキュラーとラベルフィーユは実質同じ薬?

ラベルフィーユは、低用量ピル・トリキュラーのジェネリック医薬品です。トリキュラーと同じく、第2世代・3相性のピルとなっています。
トリキュラーはバイエル薬品が製造していますが、ラベルフィーユは富士製薬工業が製造しています。
ラベルフィーユはトリキュラーと同じ成分で構成されているため、基本的に効果や副作用はすべてトリキュラーと同じです。不正出血の副作用が起こりづらいというトリキュラーのメリットも、ラベルフィーユは受け継いでいます。
ラベルフィーユは3相性ピルであるため、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合比率が異なる錠剤が3種類、シートに含まれています。
錠剤は色分けされており、飲み方は1日1錠ずつ、決まった時間に赤褐色の錠剤からシートに記載されている順番に服用します。
21日間、毎日ラベルフィーユを服用したら、翌日からは7日間の休薬期間を設けましょう。さらにその翌日からは、出血の有無にかかわらず、新しいシートの錠剤を飲み始めてください。
ラベルフィーユはトリキュラーよりも安価なのが特徴

ラベルフィーユの先発薬・トリキュラーは、病院で処方してもらうと1箱約3,000円ほどかかります。さらに診察料や検査料なども加算されるため、トリキュラー1箱を処方してもらうのに、合計で5,000円ほどはかかってしまうでしょう。
しかし、ジェネリック医薬品のラベルフィーユなら、1箱約2,000円と、トリキュラーより安価で処方してもらうことができます。個人輸入などの通販を利用すれば、診察料や検査料もカットすることが可能です。
とはいえ、「ジェネリック医薬品で本当に大丈夫なのかな?やっぱり先発薬のトリキュラーの方がいいんじゃ……」と心配に思ってしまう方もいるでしょう。
ラベルフィーユは、トリキュラーと同じ成分で構成された薬です。そのため、基本的な効果はトリキュラーとまったく同じです。
また、ピルは基本的に長期間、継続して服用する薬です。金銭的な負担を考えれば、やや高価なトリキュラーよりも、トリキュラーと同じ効果を持ちながら、トリキュラーより安価なラベルフィーユを選んだ方がお得といえます。
トリキュラからラベルフィーユを切り替えるには?

トリキュラーからラベルフィーユに切り替える場合は、トリキュラーのすべての錠剤を飲み切ってからラベルフィーユの服用を始めましょう。
トリキュラーとラベルフィーユは同じ成分で構成されているとはいえ、別の薬であることに変わりはありません。正しい切り替え方法を守らなければ、何らかの副作用が起きてしまう恐れもあります。
ラベルフィーユの飲み方は、トリキュラーと同じです。毎日決まった時間に1錠ずつ飲んでいきましょう。
トリキュラーの21錠の実薬をすべて飲み終わったら、翌日から7日間の休薬期間を設けます。休薬期間が明けた8日目からは、ラベルフィーユを1錠目から服用してください。